前回からの続きです。
それは、次世代を担う若手のヤル気を奪い、
会社が先細りする事です。
若手は、
「なぜ、仕事ができないベテランの方が、僕より高給取りなの?」
と、不満を募らせ、優秀な社員から離職するのです。
しかし今だに、この年功序列型の人事評価制度を
採用している企業が多いのです。
その理由は、
『人事評価制度を作るプロでなくても、簡単に作れるから』
です。
“年功序列型の人事評価制度”は、
素人が本を読むだけでも作れます。
それもそのはず、単に、“勤続年数”と“給与の上昇率”を
当てはめれば良いだけなのですから。
人事評価制度をあまり作った経験がない
社会保険労務士の先生に依頼してしまうと、
どうなるか?
『人事評価制度の作り方』といった教科書的な本を見て、
どの業界でもそのまま使え、誰でも作れる “年功序列型
の人事評価制度” を作成されてしまうのです。
社会保険労務士さんの、時に、そうならざるを得ない事情をお伝えします。
続きは、また次回、お伝えしてまいります。