前回の続きです。
では、「部門長はどのように部下を指導したら良いのか?」
その一例を、下記に紹介します。
「今回はあまり良い査定にならなかったね。
君が頑張ってくれているのは、私もよく理解しているつもりだよ。
でも、会社が求める方向に努力をしないと認めてもらえないよ。
“お給料”、すなわち、“お金”をもらえるのは、“自分の事”よりも
“会社の事”を優先する対価なのだから。
今回は、私も事前にもっとしつこく伝えておけば良かったね。
申し訳ない。
明日からは、君の評価が上がるよう、私ももっとちゃんと指導するよ。
一緒に頑張って評価を上げて、給料も上げようじゃないか。
君なら絶対できるからな」
この伝え方が良い理由は、
「会社が求める努力をすれば、君の給料も上がるよ」というように、
「双方にとって得だ」という事を、きちんと伝えている事です。
御社の部門長が、部下との面談の時、このような伝え方ができるようになるまで、
コンサルタントが関わってくれるかを確認しましょう。