さて前回は、
人事評価制度を、外部のコンサルタントに作ってもらう場合、
「この先生に頼んだら、ウチの社員を乗り気にさせる事ができるか?」
という視点を持って、誰に依頼するかを決めて下さい。
というお話をしました。
今回は、「どんなコンサルタントなら、やる気にさせる事ができるのか?」
という選び方をお伝えします。
それはまず、あなたとの一対一のやりとりの時、
「あの先生と話をすると、なんか元気が出るなぁ」
とか、
「話しに引き込まれて、時間があっという間に過ぎてしまうなぁ」
など、
「ウキウキした気分になれたか?」
という所にも気を留めておかれると良いでしょう。
前提条件として覚えておいていただきたいのは、
一般的に、多くの人は変化を嫌います。
「面倒くさそうな事を始めるのは止めて!」
と、敵意や猜疑心を持たれている中で、導入していく企業の方が多いです。
ですから説明会の時は、社員が、
「ウチの会社は、ようやく生まれ変わるんだ!」
と、ワクワクするような夢や希望を与えられる
コンサルタントでなければならないのです。
恐ろしい事に、同じ趣旨の説明をしても、コンサルタントの“伝え方”で、
社員の反応は好意的にも否定的にも受け取られてしまうのです。