猛省キリギリスの15話を読んで下さりありがとうございます。
いつものように、おまけネタを書きましたので、
よろしければお読み下さい。
■ほとんどの人が知らない。意外なところにあるカマキリの目
カマキリなど虫の絵を描いてもらうと、たいていの人は目を2つ書きます。 でも、目はそこだけではありません。
カマキリの顔を見てみると、額の部分に3つの小さな点があります。 実は、これも目なのです。
↓ カマキリの額にある目
昆虫の目は横についていることが多く、正面は少し見えづらと考えられています。
正面の視界を補ったり、相手までの正確な距離を知るため、 顔の正面にも小さな目を備えていると言われています。
ちなみに額にある目は、モノの形までは見えないと言われており、 明暗を感じるくらいだろうと考えられています。
他にも、小さい目を持つ昆虫がいますので、何か虫を捕まえたら、 よ〜く見てください。意外なところに目を持つ虫が意外といます。
↓セミも額に目があります(赤い丸の部分)
■自分に向いたことは、嫌な体験からも見つかる
自分に何が向いているのかわからず、「自分には才能がない」と
思っている人は意外に多いです。
私も以前はよく、ビジネス系の勉強会に出ていたのですが、そのときの参加者の多くは、
自分に使える技術を身につけようと思っていました。
子どものころから、野球がうまい、歌がうまいとかで抜群の才能を持っていれば
「自分の才能はこれだ!」と思えるのでしょうが、ほとんどの人は大人になっても
自分の才能もわからなければ、自分のやるべきこともわからない状態だと思います。
案外見過ごされている自分に向いたことを見つける方法のひとつは、 たとえ嫌であっても、今、与えられた仕事を一生懸命にやってみることです。
キリ助は最初、「歌がうまくなってメスにもてるようになろう」と思っていました。
しかし、歌が下手なことで周りからバカにされて傷つくことで、「自分のやるべきことは、
自分の立ち直った経験を歌にして伝えていくことだ」と気づきました。
このように“うまくいかない体験”や“嫌な体験”からも、自分のやるべきことや、
自分に向いたことが見つかるのです。
私自身も元々はバイオ系の技術者でした。それが今、
企業を活性化させるための研修やコンサルティングをしています。
このような転身をしたのもやはり、“嫌な体験”があったからでした。
技術者時代、私はそんなにデキがよくなかったこともあり、所長からはほぼ毎日、 「お前、いつまで生きてるつもりだ?早く死ね」と言われ続けていました。
今思えば完全にパワハラですが、当時はまだ、パワハラという言葉は
一般的では無かったと思います。
とにもかくにも、そんな熱意あるご指導のおかげで(?)、
入社から5年経ったころ、ウツで休職をしました。
それまでは技術者として生きていくことに何の疑問も持たなかったのですが、所長にさんざん
心を傷つけていただいたおかげで、「人の能力を活かせるような仕事をしたい」と
強く思うようになりました。
その想いが今の仕事につながっているので、嫌な仕事や、辛い体験というのは、
自分が本当に やりたいことを見つけるいいチャンスとも言えますから、
「あのヤロウ!」という気持ちも 大事にしてもらえたら
いいのかなと思います。
■嫌なことにも「ありがとう」と思えると、自分の気が楽になる
先ほどお話した通り、「嫌だな」と思うことのすべては、 自分の将来の宝になる可能性があります。
たとえば、「人からヒドイことを言われて不快な気分になった」というときがあると思います。
そのときはムカツク出来事だと思いますが、「こういうことを言ったら人を傷つけるんだな」
ということが、身をもってわかります。
同じことを以後、自分が誰かにやらないようにすれば、 あなたは周りから見て、“とってもいい人”になれます。
あなたに嫌なことを言った人は、「こんな風に言うと、人はムッとします」というのを、
身をもって教えてくれていると思えば、「ありがとう」と思えます。
ムッとさせられるのはあまりいい気分ではありませんが、
人からムッとされるよりはいいのではないでしょうか。
結局、人から「あの人と付き合ってもロクなことはない」と思われてしまうと、
いい話を教えてくれませんし、いざというときに助けてくれません。
ですから、“いい人”であることが、結局、自分が一番トクをすると思うのです。
私の場合、営業能力もないですし、あまり戦略性もない生き方をしてるので、 他人からいい話をもらうことでしか生きる道がありません。
そんな私と同じく、「自分には能力があまりないなー」と思う方は、演技でも構わないので、 いい人になり、周りの人からチャンスをもらえばいいのです。
そして、いい人になるための一番の近道は、近くにいる嫌なヤツから、
「うわー、こういうことを言うから、コイツ、嫌なヤツなんだ」と教えてもらうことなのです。
そう考えると、身をもって嫌われる役をやってくれて、自分に人付き合いの知恵を
さずけてくれる嫌なヤツは、ありがたい先生です。
このように割り切って考えてみると、ムッとした経験でも、
ほんのちょっとでも気が楽になり、自分のストレスも減らせます。
私はそれほど打たれ強い性格ではないと思うのですが、
このように考え方をちょっと変えて、心のダメージを減らしています。
■愚痴は言ってもいい
私は自分に向いていることや、自分のやりたいことは、
案外嫌なことの中にあると思っています。
ですから嫌な体験については、変にポジティブに解釈をしないで、「あー、なんであの人あんな
言い方するんだろ?」と、思いっきり不機嫌になったり、他人に愚痴を言ってもいいと思っています。
嫌な体験をあまりにポジティブな解釈をしてしまうと、
せっかくの学びのチャンスを逃すと思うのです。
「こんなふうに言われると、こんなに嫌な気持ちになるんだ」というのをしっかり味わうと、
友人に対しては同じことをしなくなります。
愚痴を言う相手は、人間でも構いませんし、人間以外でも構いません。
ちなみに私が一番愚痴を言う相手は、“飼いゴキブリ”です。
なかなかよく聞いてくれるイイヤツだったりします。
↓ ゴキブリ
脱皮直後は目だけ黒い
■『技術のうまさ』よりも『考え方』が大事
『技術のうまさ』よりも、『考え方』の方が大事です。
だからといって、『人柄は抜群にいいけど、100%手術を失敗する外科医』が いいわけではありません。
私もそんなお医者さんにかかりたくはありません。
しかし、『他人のために自分の能力を使うことが楽しい』という考え方を土台に 持っていないと、周りの人からの支持が集まらないと思うのです。
それは当たり前ですよね。「金持ちになって、ぜいたくな暮らしをするために、
お前ら金を払え!」と いう人に、自分の貴重なお金を差し出したいと
思わないはずです。
だから、「自分の技術は金儲けの道具」と考え過ぎてしまうと、 長期的にはあまりうまくいかなくなるでしょう。
ですから、自分がやってておもしろくて、かつ、人の役に立つことを見つけることが、 長期的に見て、大事なことだと思うのです。