■コオロギについて
黒くてカッコいいので、個人的に好きな虫です。
個人的には、映画マトリックスのキアヌリーブスに似てるなと
思います。 (今のところ、賛同者はゼロです)
鳴き声は「リリリ」という高い声で、もの寂しく繊細です。
↓エンマコオロギ
コオロギのなかには、おもしろい見た目の種類がいます。
顔面を、プレス機で押しつぶしたような感じの、ミツカドコオロギです。
真っ平らな顔面が不思議な感じです。
↓ ミツカドコオロギ(群馬県)
ちなみに、顔面が真っ平らなのは、オスだけで
メスは普通の顔をしています。
↓ ミツカドコオロギを動画で見られます(再生時間:約8秒)
■パピ子のモデルについて
パピ子のモデルは、オオミズアオという、
手のひらサイズの大きな蛾です。
独特の青みを帯びたシンプルな色とデザインが、一般の人には
ブキミに見え、蛾が好きな人には魅力的に見える種類です。
↓ オオミズアオ(東京都立川市)
蛾が好きな人たちに、「蛾のなかで、どの種類が一番好き?」と
たずねたら、オオミズアオは、おそらくベスト5には入ると思います。
かくいう私もオオミズアオが好きで、過去、家のなかに、
オオミズアオの標本を、10匹以上、棚に飾っていました。
でも、たずねてくる人たちから、すこぶる不評でしたので、
泣く泣く片付けました。
岩手に住んでいたときは、この蛾が体育館の壁にたくさん
はりついていたのですが、東京ではあまり見ないですね。
パピ子は、「私は蝶!」と言い張るのが特徴でしたが、実際に、
蝶と蛾はそれほど違いがあるわけではありません。蝶と蛾の違い
について、詳しい解説は下をご覧下さい。
■蝶と蛾の違いについて
蝶と蛾の見分け方は、結論から言えば、
見た目では正確にはわかりません。
一般的には、「昼間に飛ぶのが蝶で、夜に飛ぶのが蛾」と言われたり、
「羽をたたんで止まるのが蝶で、羽を広げて止まるのが蛾」と言われ
がちですが、それには例外がちょこちょこあります。
そういう理由もあり、フランスなどでは、蝶も蛾もひとくくりにして、
「パピヨン」と呼んでいます。
↓ 蛾と間違われやすいイチモンジセセリチョウ
『色が地味』で、『胴が太く』、『羽を広げて止まる』 ことが多いので蛾とよく間違われます
分類学的に言えば、「アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、
セセリモドキ(上)科」の蝶類のみを「蝶」と呼び、それ以外
の蝶類を「蛾」と呼びわけています。
蝶類には、他にもたくさんの「上科」という種類があるので、
結果的に蛾は、蝶の何十倍も種類が多くなります。
■地球で一番大きかった虫
トンボはかつて、地球上で最も巨大な虫でした。そのトンボは
化石として発見され、羽から羽までの長さが75cmもあります。
↓実物大の世界一大きかった虫の絵(多摩動物公園にて撮影)
名前はメガネウラと言います。「メガネ」と、付いていますが、
「トンボのメガネは水色メガネ♪」でおなじみの童謡とは、全く
関係ありません。
読み方は、「メガネ・ウラ」と、切って読むのではなく、
「メガ・ネウラ」と切ります。
「メガ」は、「大きい」という意味です。
「ネウラ」は、神経を意味する「ニューロン」の語源で、
「線」を表します。
トンボの羽には、網目状のスジが入っていますよね。
それをネウラと呼んでいるのです。
ですから、メガネウラを直訳すると、「大きな線を持つ虫」
という事になります。
↓網目状のトンボの羽
この網目をネウラと言います
■仕事は、うまくいってなくてもよい理由
「仕事でうまく成果を出せない」。これは精神的にとても辛いですよね。
でも、それは考え方を変えると、「今のやり方ではダメです」と、
自然が教えてくれているようにも思うのです。
しかし自然は、何がダメかまでは具体的に教えてくれません。
「販売方法」・「商品の性能」・「商品説明の話し方」・「知名度」
など、色々と自分の力で改善する必要があると思います。
私は前職で、『マグロの鮮度保持剤』というものを、
マグロ船用に開発をしました。
これを使うことで、マグロの保存期間が長くなり、
その分、沖で漁を長くできるというものでした。
しかしながらこの商品は、高額だったため、あまり売れませんでした。
会社の方針としては、「値下げはできない」ということでしたので、
使い勝手を向上させたり、広告にお金を使ったりもしたのですが、
あまり売れませんでした。
当時の私としては、完全に行き詰まった心境だったのです。
ある日、漁港に『マグロの鮮度保持剤』の営業に行った際、漁師は
船の甲板にある、マグロを収納する大きなタンクを大きなデッキ
ブラシを使って掃除しており、「魚の臭いが落ちねぇ」と言って
いました。
どうやら漁師は、マグロを収納するタンクにこびりついた魚の臭いが、
マグロが腐るスピードを加速させていると考えていたのです。
↓ マグロを保存するタンク(赤い丸をつけた5箇所)
タンクの殺菌と消臭程度なら、比較的簡単に、しかも安価でできそう
だったので、会社の研究室に戻り、早速試作品を作りました。
この試作品は今でいう、衣類の除菌スプレーのマグロ船版
といったところでしょう。
そして、懇意にしている船に使ってもらったところ、
「タンクの臭いが消えた!」と、非常に喜んでもらったのです。
この殺菌消臭剤は安価なこともあり、ヒット商品にすることが
できました。
私の経験からも、『うまくいかないとき』は、
『自分が活躍できるすき間』を探す時期だと思います。
試行錯誤して、自分が入れるすき間を見つけられれば、大げさに
言えば、その分野での第一人者と見てもらえるので、お客様と
対等に話す営業もすることが可能です。
ちなみに、『自分が活躍できるすき間』のことを、生物の用語では
『ニッチ』と言います。古代の昆虫たちは、恐竜との生存競争の
なかで、小型化により、まさに『生きるすき間』(ニッチ)を
見つけたと言えるでしょう。