■働きバチについて
今回、3話に登場させたハチが再度出てきました。
いつも、花の蜜を集めている働きバチは、メスだけの仕事です。
↓ 指に止まったミツバチ
刺される可能性があるので、マネしないでくださいね
オスは蜜を取ってくることもなく、エサをメスに食べさせてもらい、 安全な巣の中で毎日ブラブラしています。
だからといって、オスは一生をのんびり過ごすわけではありません。
結婚のシーズンになると、いっせいに巣から出て、子孫を残そうと 女王バチを追いかけまわします。
子孫を残せなかったオスは巣に戻れずに餓死します。
では、子孫を残せたオスは幸せな一生を過ごすかと言えばそうではなく、 女王に生殖器ごともぎ取られて、結局死んでしまいます。
ハチにとってオスとは、遺伝子をミックスさせるだけの役割なのかもしれません。
■三葉虫
三葉虫は、今では絶滅した生物です。 しかし、太古の時代には、もっとも繁栄した生物のひとつと言われています。
↓ 三葉虫の模型(上野国立科学博物館)
しかし、何が原因で滅びたのかは、今だに謎となっています。
10話のコラムでも出てきたように、三葉虫は初めて眼を持った生物と言われています。
そしてこの眼は、私たちのようなタンパク質でできたものではなく、 方解石という石が主成分だったと言われています。
しかし、眼としての性能は、現代の生物と変わりなく、 非常に完成した構造であったと言われています。
なので『眼』は、徐々に進化したのではなく、 「一気に完成したのではないか?」という仮説があります。
↓ 眼がびよーんと伸びた三葉虫もいます(上野国立科学博物館)
78,500円です。ほしいけど、買えないです(涙)
■アンモナイト
アンモナイトも太古の海に栄えた生物です。 一説には、1万種類以上いたのではないかと言われています。
しかし、残念ながら絶滅してしまった生物です。
↓ アンモナイトの化石(直径1mくらい)
携帯電話を比較対象に置いてみました
絶滅した理由については、色々と背巣があるのですが、そのひとつとして、
「進化の袋小路に入ってしまった」と言われています。
進化の袋小路とは、あまりにもおかなしな形に進化してしまったので、 生き残りに不利になり、絶滅をしたという考え方です。
たしかにアンモナイトは、栄えすぎたのか、かなり変な形の種類のものがいます。
たとえば下の写真のように、殻の部分が不思議な渦巻になったもの。
(上野国立科学博物館にて撮影)
ほかにも下の写真のように、デタラメと思えるほど
ぐちゃぐちゃに殻が巻きついた種類がいました。
(上野国立科学博物館にて撮影)
■自分らしくあるために、必要なこととは? その1
「自分らしく生きたいのになかなかできない……」こんな悩みを聞くことがあります。
自分らしいことができない理由としては、「お金がかかる」とか
「時間がかかる」とか、色々あると思います。
でも、それについては、お金も時間もかからないところから
はじめればいいのではないかなと思います。
たとえば、本を書いて自分のメッセージを伝えたい人は、無料で提供されている
ブログを使って、気が向いたときに更新すればいいでしょう。
歌を歌い続けていきたい人は、身近にあるサークルに入ったり、
お風呂で歌うなどからはじめればいいと思います。
しかし結局、彼らの話をよくよく聞いてみると、やりたいことをやれていない本当の理由は、
時間やお金ではなく、「やってみたいけど、こんなことをはじめたらバカにされるのでは?」
という恐れのような気がするのです。
はっきり言えば、恐れている通り、実際に自分の好きなことをはじめると、
バカにする人は出てきます。
私はなめくじなど、いわゆる害虫をたくさん飼っているおかげで、 「コイツはイカれてる」と思っている人も結構います。
↓ うちで飼育しているなめくじ (なめくじ牧場と呼ばれています)
『自分のやりたいことを否定してくる人たちの忠告』。
それを無視することが、自分のやりたいことをやるための、“ひとつの壁”なんだと思います。
だから、周りの人たちから「君、そんなことみっともないから止めなよ」と アドバイスをされはじめたら、「壁が来た!」と喜んでください。
いかにも毒々しいイモムシとかを飼っていると、最初は嫌がる人がいます。 私の場合、女性の友達からはメールを送信することすら拒否されたことがあります。
とくに子どものころは、友人などから強い拒否をされると、 自分を否定されたように感じると思います。
私も落ち込んだときもありました。
↓ フクラスズメ(蛾)の幼虫(毒々しいけど無毒)
でも、懲りずに自分のやりたいことを続けると、壁は知らず知らずに過ぎ去ります。
なぜかというと、自分のやっていることをおもしろがってくれる人は
親しい友達になり、そうでない人はフェードアウトするのです。
ですから、自動的に自分のことを認めてくれる人しか残らなくなるのです。
自分のやりたいことを続けることは、たしかに他人から嫌われる危険があります。
しかし私はこのことを、『私の友達になれるかどうか、私がふるいにかけている』
と捉えています。(わざと極端に言ってます)
たぶん、どちらも真実です。どちらで受け取るかは、自分次第なんだと思います。
私が親しくさせてもらっている人たちは、基本的に、
「コイツは変だが、おもしろい」と 思ってくれていると思います。
だからといって、その人たちもなめくじを飼うわけではありません。 なめくじを飼っている私をまるごと受け入れてくれているという感じなのです。
なので、周りのアドバイスなどは無視して、自分のやりたいことを、
無理なくできるところからはじめてみてはどうでしょう?
■自分らしくあるために、必要なこととは? その2
『自分らしい表現をする』ということは、『その分野で先頭に立つ』ことを意味します。
もう20年くらい前になるかもしれませんが、コンビニでお茶を売り出したとき、 「お茶なんて、わざわざ買ってまで飲むか?」と思っていました。
そして、私の周りの人たちもそう思っていました。 しかし結果としては、お茶は売れ筋の商品になりましたよね。
↓ コンビニのお茶コーナー
このコンビニは、お茶を売るということに関して『先頭』に立った当時、 きっと、「こんなの売れねぇよ!」とだいぶ批判されたと思うのです。
本当に売れるかどうかなんて、当時は売っている人たちも確証を持てなかったと思うのです。 なぜなら、自分たちが先頭にいるから、結果のことなどわかるはずがないのです。
『先頭に立つ者』つまり『自分らしくある者』が耐えるべき、もうひとつの壁は、 『自分がやっていることが受け入れられるかどうかわからない恐怖と戦うこと』です。
支持してくれる人がいるかわからない上、いい結果が出るかもわからない中で
自分らしくあることは結構プレッシャーです。
でも、それは自分らしくあるためにかならずついて回ることです。
企業研修の講師を仕事にしている私が、自分らしくしていることは、 『講師っぽくしないこと』です。
普通、講師というものは、スーツを着て、堂々として講義をします。
私の場合、ときには雨ガッパを着ている上、常に堂々としていません。
↓ 雨ガッパを着ながらの研修(マグロ船流のコミュニケーション術研修)
いつも研修を発注してくれる企業の中には、「今日もサービスマンの齊藤さんが
来てくれました!」と、全然講師っぽくない扱いで、出だしの紹介をしてくれます。
私の研修スタイルは、「ふざけている」とか「講師は堂々をしているものです」と
批判もありますが、それは自分らしくあるために、『無視すべき批判』と思っています。
もちろん、自分の意地だけで『堂々としていない講師』をしているわけではなく、 私にとってはこのやり方のほうが、研修が盛り上がり、学習効果も高いからです。
ですから、講師らしくない講師を、これからも先頭に立って続けていこうと思っています。
「もし数年後、そのやり方に支持が集まらないのがわかったらどうするの?」 そんな質問もよくもらいます。
「それはリスクだから仕方ない」と、答えています。
10話の中でお話した通り、三葉虫のように、『生物が一挙に増える起爆剤の種となるか?』
それとも、『アンモナイトのように絶滅への道をたどるのか?』、それは結果が出ないと
わからないのです。
結局、自分らしく生きることで、先頭に立つ生き方もいいですし、
誰かの後をついていくやり方もいいと思います。
どちらも一長一短があります。
そして、両者のいいところだけを選ぶということはできません。 あくまでも、自分がどう生きたいかの問題なのだと思います。
どちらの生き方もすばらしい生き方だと思いますし、 私は、どちらかを選択したあなたの生き方を尊敬します。