2008年12月25日
2話のミミズの話を読んでくださって、ありがとうございました。
今回もこのページにて、虫の裏話などをしていきたいと思います。
■ミミズについてのお話
今回は30cmの大きなミミズを登場させましたが、
30cm級は、実はそんなにめずらしくないようです。
九州や四国の山では、割と多く50cmくらいのミミズが出るそうです。
ちなにみ私の住む、東京都立川市で、私が見つけた限りでは、
23cmのミミズが一番大きかったです。
↑ 23cmのミミズ
なお、ギネスブックに載っているミミズは、長さが6.6mだそうです。
ケタが違いますね。
■カタツムリとナメクジの話
猛省キリギリスの本文にも書いたとおり、カタツムリは、
カルシウムがたくさんないと生きていけません。
よく、民家のブロック塀に、カタツムリがたかっている姿を
見ると思いますが、あれはブロック塀を食べて、カルシウム
を補給しているのです。
↑ ブロック塀を食べるカタツムリ
ちなみに、カタツムリもナメクジもご先祖様は一緒です。
ご先祖様は、海に住む巻き貝でした。
平たく言えば、サザエとかアワビの仲間です。
そんな巻き貝が、海から出てきて陸上でも生きられるように
なったのが、カタツムリやナメクジなのです。
ちなみに、イカとかタコも元は貝でした。
知ってました?
■「解雇」への対策と、「自分らしさ」について
私もそうでしたが、やはり人は人と比べがちですよね。
「あの人は、仕事が早くてうらやましいな」と、
ついつい思ってしまいます。
でもそれは、進化の目線で考えてみると、ないものねだり
なのかなと思います。
たとえば、カタツムリとキリギリスは、どう考えても違う生き物
なので、お互いに憧れる部分があってもマネのしようがないのです。
キリギリスに生まれた以上、キリギリスらしく
生きるしかないのでしょう。
今、ニュースなどで繰り返し放送されている通り、
誰も体験したことのない、不景気の時代に入っています。
そして、「自分も、いつ解雇されてしまうかわからない」と、
多くの人がおびえてしるのかもしれません。
私は思うのですが、『会社から与えられた仕事』は、大抵の人に
とって、自分には合わない仕事をさせられている気がします。
それはつまり、カタツムリとして生まれたのに、
キリギリスが得意な仕事を与えられるようなものです。
こうした状態では、当然働いていてもおもしろくないですし、
自分ではなくてもできる仕事なので、すぐに解雇をされる
可能性が高くなるのでしょう。
しかし、与えられた仕事に、うまく自分の特長を付加できれば、
自分らしい仕事ができる上、職場でオンリーワンの人材になれます。
私の例でちょっと説明します。私は元々、バイオ系の技術者でした。
私が勤務していた研究所では、技術者は営業部や企画部の社員と
上手にコミュニケーションが取れず、開発が遅れることがよくありました。
私自身も、あまりコミュニケーションが得意ではなかったのですが、
「うまくなりたい」と思い、自費で講習に通い、ある程度のスキル
を身につけました。
そのスキルを職場でも使ってみた結果、私は他部署と研究所を結ぶ、
コミュニケーションのパイプ役のようなことをやっていました。
このパイプ役の仕事は、元々は会社から指示された仕事ではなかった
のですが、いつの間にか、パイプ役になることも業務のひとつに
なっていたのです。
しかも、この業務は私しかできなかったので、わりと重宝されました。
入社したときに与えられた、『研究開発』という仕事だけでは、
私はあまり優秀ではありませんでした。
でもそこに、「コミュニケーションが上手になりたい」という自分の
願望を、『与えられた仕事』に組み合わせたことで、自分だけが
できるやりがいのある仕事ができるようになりました。
今取り組んでいる業務に、『自分が好きなこと』、『自分が得意な
こと』、『自分がお金をかけてきたこと』のどれかを組み合わせると、
きっと、会社からも一目置かれるオンリーワンの人材になれると
思うのです。
オンリーワンの人材になれれば、会社としても解雇をしたくない
人材になるでしょうし、何より自分自身、仕事が楽しくなります。
会社で仕事をすると、ついつい自分の個性を捨てて、
業務に取り組みがちになります。
しかし、個性を捨てた仕事をすると、『取り替えのきく部品』
のような扱いをさる危険が出るのです。
ですからきっと、カタツムリはカタツムリらしく、キリギリスは、
キリギリスらしく、個性を捨てずに働くことが、解雇をされず、
かつ、仕事を楽しむコツのように感じるのです。
個性を取り入れて仕事をすることは、きっと一般事務や製造のような、
定型業務が多い仕事でも、きっとできると思います。
猛省キリギリスを通じて、楽しく仕事をするヒントを差し上げられ
たらと思っています。次回も楽しみにしていて下さい。